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クロトンアザミウマ
学名:Heliothrips haemorrhoidalis

イタヤカエデ上の本種(2010.11.13)
Data
和名 クロトンアザミウマ
体長 ♀:1.3〜1.8mm
分布 本州,四国,九州
出現期 3〜5,9〜11月
サンゴジュ,カキ,ツツジ,バラ,カキ,キウイ,クロトン,ラン類,イタヤカエデ,シダ類などの汁
解説 様々な植物の葉に集まる多食性のアザミウマ。
国内の本種は♀だけで単為生殖しており、♂は見つかっていない。
成虫の体色は黒色で、腹部は体節沿いに白い線があり、腹部先端付近は茶褐色。
翅は白色で、中央付近は暗色。触角,脚は白色〜黄白色。
幼虫は黄白色で、摂取した内容物で体の中央付近が暗色になることが多い。
葉の裏から、汁を吸い葉を弱らせるので、害虫とされている。
国内に生息するHeliothrips属は本種のみ。
 
写真はすべて庭のイタヤカエデの葉の裏にいた本種を撮影したもの。
PHOTO

イタヤカエデ上の♀@
(2009.9.20)

イタヤカエデ上の♀A
(2009.9.20)

イタヤカエデ上の♀B
(2009.9.20)

イタヤカエデ上の幼虫
(2009.9.20)

幼虫の排泄
(2009.9.20)
 
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