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マツムラクサカゲロウ
学名:Semachrysa matsumurae

マツムラクサカゲロウ(2009.5.23)
Data
和名 マツムラクサカゲロウ
開張 19〜25mm
分布 本州,伊豆諸島(三宅島),四国,九州,対馬,沖縄島,石垣島,西表島
出現期 5〜10月
甘露
 幼虫はカイガラムシやアブラムシなどを捕食する。
解説 翅に黒い紋があるクサカゲロウ。
翅の前縁から胸部にかけて黒色、前翅中央内側と前翅後方に黒い紋がある。
幼虫は体表に塵を纏う。
 
国内に生息するヒメヒロバクサカゲロウ属(Semachrysa)は以下の3種。
和名/学名 分布
マツムラクサカゲロウ
Semachrysa matsumurae
本州,伊豆諸島(三宅島),四国,九州,対馬,沖縄島,石垣島,西表島
マダラクサカゲロウ
Semachrysa decorata
本州(兵庫県)
ヒメマダラクサカゲロウ
Semachrysa pulchella
西表島
 
写真は5月23日にフジの葉裏に止まった本種を撮影したもの。目の前でフジの葉に飛来してそのまま葉の裏に身を隠したので、そのまま撮影した。
幼虫の写真はどちらもスダジイをビーティングして得られたもの。頭部の模様から本種であることが分かった。どちらの幼虫も真っ赤なオシッコをしたのが印象的だった。
PHOTO

フジの葉裏に止まる本種
(2009.5.23)

ビーティングで得られた幼虫@
スダジイにいた。
(2020.4.4)

ビーティングで得られた幼虫A
塵を取った状態の写真。
(2020.4.4)

ビーティングで得られた幼虫B
スダジイにいた。
(2020.3.7)

ビーティングで得られた幼虫C
(2020.3.7)
 
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