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シマアメンボ
学名:Metrocoris histrio

渓流にいた個体(2021.9.25 静岡県)
Data
和名 シマアメンボ
体長 無翅型:5〜6mm
長翅型:6.5〜7mm
分布 北海道(南部),本州,隠岐,四国,九州,対馬,下甑島,屋久島,奄美大島,徳之島
出現期 4〜10月
昆虫の体液
 水面に落下した昆虫を捕らえる。
解説 縞模様を持った小型のアメンボ。
大変小さく、丸みを帯びた体形をしており、脚は大変長い。
流れのある水の綺麗な小川や湧き水にしか生息しておらず、いつも水面をあわただしく走り回っている。
本種はウミアメンボ亜科になるが、その中で唯一の淡水性である。
稀に長翅型も見られるという。
 
国内に生息するシマアメンボ属(Metrocoris)は以下の2種。
和名/学名 分布
タイワンシマアメンボ
Metrocoris esakii
沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
シマアメンボ
Metrocoris histrio
北海道(南部),本州,隠岐,四国,九州,対馬,下甑島,屋久島,奄美大島,徳之島
 
トップの写真は9月25日に静岡県の山道沿いの渓流にいた本種を採取して撮影したもの。珍しい種ではないが、ほとんど休むことなく泳ぎ続けるため、地形にもよるが採集しないと撮影は難しかった。今度は長翅型も撮影したい。
PHOTO

渓流にいた個体
(2021.9.25 静岡県)

小川にいた個体@
(2008.6.18)

小川にいた個体A
(2008.6.18)
 
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