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ヤマトアブ
学名:Tabanus rufidens

吸血しようとズボンに止まる♀(2010.8.27 静岡県)
Data
和名 ヤマトアブ
体長 17〜23mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 6〜9月
クヌギなどの樹液,動物の血液
解説 動物から吸血する大型のアブ。
腹部は黒色で黄色い縞模様があり、中央で小さい三角形になる。
触角基部は赤い。
♂では頭部のほとんどが複眼で覆われ、両複眼の間には隙間がないが、♀には少し隙間がある。
夏場に木を歩いているところをよく見かける。
 
トップの写真は8月27日に静岡県の低山地で吸血しようとズボンに止まった本種を撮影したもの。吸血しようと振り払ってもすぐにやって来た。クヌギの樹液でもよく見られた。
下の写真は地元で撮影したもので、理由は分からないが吸血しようと止まってきたことは一度もなく、7月下旬から8月まで、木の幹をゆっくりと歩く本種の姿を度々見かけることができた。
PHOTO

木に止まる本種
(2006.8.26)

横から見た本種
(2006.8.26)

前から見た本種
(2006.8.26)

頭部の複眼
(2006.7.30)
 
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