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ミナミヒメヒラタアブ
学名:Sphaerophoria indiana

♂(2014.9.21)
Data
和名 ミナミヒメヒラタアブ
体長 約8〜9mm
分布 国後島,北海道,本州,四国,九州,対馬,壱岐,種子島
出現期 4〜10月
花の蜜や花粉
解説 腹部が細長い小型のヒラタアブ。
胸部は銅黒色の金属光沢があり、周囲は黄色で縁取られる。
♂の腹部は細長い筒状だが、♀ではやや膨らむ。更に♀は複眼も離れる。
近似種に同属のホソヒメヒラタアブがいるが、九州以南にのみ生息している。
従来、国産の本種はキタヒメヒラタアブ(Sphaerophoria phianthus)とされていたが、近年ミナミヒメヒラタアブ(Sphaerophoria indiana)と同一であり、キタヒメヒラタアブは国内に生息していないことが判明している。
 
国内に生息するSphaerophoria属は以下の7種。
和名/学名 分布
ミナミヒメヒラタアブ
Sphaerophoria indiana
国後島,北海道,本州,四国,九州,対馬,壱岐,種子島
ホソヒメヒラタアブ
Sphaerophoria macrogaster
国後島,北海道,本州,四国,九州,五島列島,南西諸島
チョンジンヒメヒラタアブ
Sphaerophoria chongjini
国後島,北海道
カオスジヒメヒラタアブ
Sphaerophoria reginae
本州,四国,九州
シリブトヒメヒラタアブ
Sphaerophoria rueppellli
北海道
フデヒメヒラタアブ
Sphaerophoria scripta
北海道
クナシリヒメヒラタアブ
Sphaerophoria shirchan
国後島,北海道
 
写真は4月27日に葉に止まった♂を撮影したもの。腹部の黒い縞模様が薄い個体だった。
PHOTO


(2014.9.21)

ハルジオンに来た♂@
(2008.4.27)

ハルジオンに来た♂
(2008.4.27)

ハルジオンに来た♀@
(2008.4.27)

ハルジオンに来た♀A
(2008.4.27)
 
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