ヘラクレスオオカブトムシ(グアドループ産)
Dynastes hercules hercules

〜羽化編〜

♀の羽化

♀の羽化@
蛹室をくり抜いた状態で羽化成功!

 

♀の羽化A

♂の羽化

♂の羽化@
羽化シーンを見逃したのは残念。しかし、初のヘラヘラ羽化に大満足!

 

♂の羽化A
想像以上に胸角が太くカッコいい個体。

♂の羽化B
胸角が蛹室の壁に突っ込んでいる。体長は120mm前半ほどで、角も長くバランスがとれたよい個体になった。

 
♂の羽化 連続写真

7月20日 PM4:26

人工蛹室の蛹が黒っぽくなっていることに気付いた。

  PM7:54
バリバリという音がしたので、見てみると蛹が動き出して
いた!


PM7:59
必死に起き上がろうとしている。


PM8:00
起き上がった。

PM8:03
皮が脱げ始めた。

PM8:10
だいぶ脱げてきたが、蛹室から出てきてしまった。
PM8:38
蛹室内で180℃回転してしまった。
背中の皮は完全に取れ、頭部の角の皮も完全に剥けた。

PM8:40
前翅がだいぶ伸びたが、前翅の先の前翅同士の接続部が
まだつながっていないので心配だ。

PM9:19
また、180℃回転して足を立てて後翅を伸ばし始めた。
心配していた前翅も完全に伸びきり左右の翅同士ぴったり
接続した。

PM9:36
途中で引っくり返ってしまったので、さすがにまずいと思い
ケースを斜めにして起き上がらせた。
自然の蛹室の場合は天井があるので、這い上がってきたり
することはないので、人工蛹室を造る場合は蛹室の壁を高
めに作る必要があるようだ。
前翅が黄色く色付いてきた。

PM11:44
後翅を伸ばしたり、縮めたりしている。

PM11:57
後翅を完全に折りたたみ前翅の後ろに隠れた。
前翅もオレンジ色に色付いた。
7月21日〜
AM9:49
朝起きると胸角の皮も取れていて、前翅も赤く色付いていた。

AM9:51
後は体が固まるのを待つだけだ。
胸角はとても太い!
体長は120mm前半くらいのようだ。

8月2日 AM10:23
昨日まで前翅が黒かったが、少し黄色く色付くようになった。

8月16日 AM11:40
ケースを開けると真っ黒かった前翅がみるみる色付き完全に色付いた。
とても綺麗な模様になり大満足。

8月16日 AM11:36
前翅の模様、胸角の太さ、すべて満足のいく個体となった。
体長はなんと128mmもあり、91gの幼虫からは想像もできない大きな個体であった。
現在成熟して114gのヘラヘラの幼虫がいるので、どれほどの個体になるか楽しみである。



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