サビイロカブトムシ
Allomyrina pfeifferi
産地:マレーシア産

当HPからミヤマ3齢幼虫トリオをご注文いただいた
高校生の方が引越しの為に急遽キャンセルということで、
お詫びとしてサビイロカブトの幼虫を8頭もいただいた。
カブトなら何でも大歓迎!ということで、
国産カブトと近縁であるサビイロカブトも飼育していきたい。


マレーシア産/F3 サビイロカブトの1齢幼虫



1齢幼虫到着
1齢幼虫@
まだ孵化後3週間だそうで、たいへん小さい。
(2004.4.10)

2004年4月7日
 sakaiさんからマレーシア産/F3 サビイロカブト1齢幼虫8頭が到着した。
大変しっかりとした梱包とラベルで感激、sakaiさんに感謝!!
帰宅後、ケースから元気な幼虫が確認できたので、飼育セットは休日することにした。
4月10日
 午前1時帰宅、朝起きて午前中のうちに注文された方々への納品書から梱包、発送までを終わらせてやっと待ちに待った飼育開始である。
サビイロは小型のカブトなので、2Lブロー容器はマットの無駄と判断、500mLブロー容器で単独飼育することにした。
マットは市販のものを使用した。
1齢幼虫A
大変小さい。
ちなみに左の十円玉は取るのを忘れて、マットとともにどこかへ紛失してしまった。エ〜ン!!
(2004.4.10)


送られてきたタッパー
高校生のsakaiさんは発送は初めてとのことだったが、プロ顔負けの完璧な発送をしていただいた。
「KabuKabu」も見習います・・・。
(2004.4.10)

3齢幼虫
7月24日
 しばらく見ないうちに糞だらけになっていたので慌ててマット交換をすることにした。
生きているか心配だったが、7頭は元気で3齢幼虫に成長していた。1頭だけは糞が一つも無く幼虫が見当たらず、マットはセットしたままの状態だったので弱っていたのかセット後すぐに死亡してしまったようだ。
体重は10〜13gでみな似たようなサイズだった。
 本種は国産カブトに近縁の種のため、雌雄判別は難しそうなのでやめて中プラケースに3頭、大プラケースに4頭適当にセットした。
マットは安物の粗めマットなので、蛹室がちゃんと造れるか心配。
3齢幼虫@
糞だらけ!
よく生きていてくれたものだ。
(2004.7.24)

3齢幼虫A
やや黄色くなってきており、蛹化も近いようだ。
(2004.7.24)

羽化
♂39mm@
微毛が密生し、本当にサビているような色をしている。
(2005.2.6)

2005年2月6日
 仕事の多忙や自分も含めた家族の体調不良もあって、飼育に手が回らなくなってしまい、ほったらかしにしてしまっていたのだが、やっと余裕が出てきたので、既に羽化していると思い、ケースを開けてみた。
しかし、マットが質の悪いものを使っていたことと乾燥が進んだことで蛹室内で死んでいるものが多数あり、成虫として出てきたのは♂2匹のみとなってしまった。
2匹とも大変小さいが、微毛が密生して装飾的なカブトであった。
エビに手を出してしまったこともあり、ひとまず♂を羽化させたところで、ブリードを終了させたいと思う。

♂39mmA
国産カブトと近縁な種だけに、角や毛深さなど類似点が多い。
国産カブトの場合、毛深いのは♀だけではあるが。
(2005.2.6)



♂39mmB
小型で大変装飾的なカブトである。
(2005.2.6)



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