チョウ目
 
チョウ目(鱗翅目)にはチョウとガの仲間が属しており、127科、165,000種からなります。
 
チョウ目の特徴は鱗粉の付いた翅で、鱗粉の色により大変美しい模様を持つものから枯葉は樹皮にそっくりの模様をしたものなど様々です。この鱗粉は模様を描くだけでなく、クモの巣に引っ掛かりにくくする効果があります。
チョウとガとでは活動する時間帯や触覚などに違いがありますが、例外も多く明確な違いはありません。
一般的にチョウと呼ばれている仲間はアゲハチョウ上科セセリチョウ上科で、それ以外の仲間はすべて蛾の仲間になっております。
成虫は細長い口吻をしており、種類により花の蜜,果実,虫の死骸や獣糞などの汁を吸います。種によっては幼虫の時期に成虫の分まで栄養を摂取して成虫は餌がいらない為、口吻がないものもいます。
幼虫はイモムシ型をしており、大部分の種はそれぞれ特定の食草の葉を食べて、種により4〜9齢幼虫で蛹になります。ほとんどの種が草食ですが、中には肉食性の種もあり、ゴイシシジミ(Taraka hamada)はアブラムシを、ボクトウガ(Cossus jezoensis)はクヌギやコナラに穿孔して樹液を出して樹液に集まる昆虫を捕食する変わった生態のものもいます。
 
通常記載されている分布域は定着している地域で、分布域以外でも見られることも多いですが、定着はしていない(繁殖しない)ので、分布域には含まれません。
体長は一般的にチョウは前翅長、ガは開長で測ります。
 
 
アゲハチョウ上科
 
 
セセリチョウ上科