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トゲナナフシ
学名:Neohirasea japonica

トゲナナフシ(2004.8.12)
Data
和名 トゲナナフシ
体長 57〜75mm
分布 本州,四国,九州
出現期 6〜11月
エサ ヤツデ・バラ・アザミなどの葉
飼育難易度 簡単 ★☆☆☆☆ 困難
  • 飼育はいたって簡単で、湿らせた食草を与えるだけでよい。
    夏場のケース内の蒸れに注意すること。
    単為生殖なので、1匹飼育するだけで、多数の卵が得られる。
    飼育下では掴んでもトビナナフシのように足を自切することはなかったので、本種は自切しない、或いは自切しにくいと思われ、取り扱い易い。
コメント 擬態(ぎたい)する昆虫の代表的な昆虫で、木の枝そっくりの姿をしている。
大型のナナフシで体色は茶色、名前の通りトゲがある。
トゲのある木の枝そっくりで、食べる葉もトゲを持った植物が多いようである。
ナナフシの仲間は木の枝に擬態するだけではなく、卵も植物の種そっくりに擬態しており、驚かされる。
本種はほぼすべて♀で単為生殖するらしい。
飼育下では毎日卵を産み落とし、1匹だけで100個以上産卵を確認した。
恐らく卵の状態で越冬するものと思われる。
 
日本に生息するNeohirasea属の仲間は以下の2種。
学名 和名 分布
Neohirasea japonica トゲナナフシ 本州,四国,九州
Neohirasea lugens トゲナナフシモドキ 本州,九州
PHOTO

木に止まる本種@
どの個体も♀なので、飼育すれば必ず採卵させることができる。
(2005.10.29)

木に止まる本種A
(2005.10.29)

トゲナナフシのアップ
目はかなり小さい。
(2005.10.29)

草陰に隠れていたトゲナナフシ
近くにヤツデがあり、日中は草陰に身を潜め、夜にヤツデを食べているようである。
(2005.11.1)

尻を持ち上げたトゲナナフシ
触ると尻部を持ち上げた。威嚇の効果があるのかもしれない。
(2005.11.1)

草陰に隠れている中足の無いトゲナナフシ
飼育下ではトビナナフシのような自切は確認できなかったが、この個体には中足が両方とも無かった。11月で寿命が近い個体だったからかもしれない。
(2005.11.1)

トゲナナフシの頭部のアップ
(2005.11.1)

擬態するトゲナナフシ
前足を伸ばして木の枝そっくりに擬態する。
(2003.11.24)

上から見たトゲナナフシ
茶色なので、木の幹に溶け込み発見されずらい。
(2005.8.9)

歩くトゲナナフシ
動きは非常にのろく、普段はじっとしている。
恐らく夜間、活発に食べているのだろう。
(2005.8.9)

トゲナナフシのトゲ
トゲの付いた枝に化けることにより、更に外敵から身を守ることができる。
(2005.8.9)

トゲナナフシA
(2007.10.11)

卵@
まるで植物の種の様。
地面に産み落とすので、自然界では見つけるのは困難である。
(2005.9.2)

卵A
トゲナナフシは単為生殖(すべて♀)なので飼育すると必ず産卵させることができる。毎日産卵するため、多数の卵が得られる。
(2005.10.20)
 
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