ホーム > ゲジ目 > ゲジ科 > オオゲジ このページを印刷する
オオゲジ
学名:Thereuopoda clunifera

オオゲジ(2007.9.15)
Data
和名 オオゲジ
  • 別名:ゲジゲジ
体長 45〜60mm
分布 日本全土
出現期 一年中
エサ
コメント 脚の長いゲジの仲間。
主に洞窟内を好み生息しているが、家の中にもよく入り込む。
長い脚は外敵に捕まった時に自切して、切れた脚がキチキチという音を立てて動き、外敵の注意を反らして身を守ることができる。
本種は大変大型だが、本種とよく似たゲジThereuonema tuberculata)は20〜25mmと小さい。
更にゲジの背面はやや明るい褐色で、3本の黒い縦筋が見られるのに対し、本種の背面は暗褐色で、各胴節毎に赤い紋がある。
脱皮する毎に脚が増え、成虫の脚は15対になる。しかし、よく自切するので15対揃っている成体を見ることはあまりない。
 
私が子供の頃、防空壕の洞窟内で多数のゲジが壁や天井に密集しているのを見たことがある。
本種はその大きさと容姿から多くの人から「気持ち悪い」,「ゲジだけは嫌」などとかなり嫌われているが、本種は肉食性でいろいろな虫を食べてくれるし、それゆえに不潔感もなく、よく見ると昆虫のような複眼を持ち、昆虫に進化する前の原型のような魅力的な形態をしている。
「脚が多い」=「気持ち悪い」というだけで、人への害はまったくないのである。
当ページの写真で少しでも本種のイメージを変えることができれば本望だ。
 
トップの写真は9月15日の日中に自宅の庭で撮影したもの。夜行性なので夜見かけることは多いが、日中に本種が現れることは珍しい。明るい場所で見る本種はなかなか色が冴えてかっこよさすら感じることができた。
 
日本に生息するゲジの仲間は以下の2種。
 
学名 和名 分布
Thereuonema tuberculata ゲジ 日本全土
Thereuopoda clunifera オオゲジ 本州(南岸部以南),四国,九州,南西諸島
PHOTO

オオゲジ
(2007.9.15)

頭部のアップ
(2007.9.15)

上から見た本種
(2007.9.15)

横から見た本種
(2007.9.15)

天井に現れた本種
(2006.10.9)
オオゲジとゲジの違い

オオゲジの背面
背面は暗褐色で、胴節後部に赤い紋がある。
(2007.9.15)

ゲジの背面
背面は明るい褐色で、背面左右及び中央に3本の黒い縦筋がある。
(2007.1.27)
 
先頭ページへ
 
当サイト内の画像の無断転載を禁じます。
Copyright© 2002-2008 Takuro Tsukiji.

 
 |  ◄ 戻る | 広告募集  |