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サバゲノコギリクワガタ | |
学名:Prosopocoilus savagei | |
サバゲノコギリクワガタの♂60.5mm(カメルーン産/F1) |
Data | |
和名 | サバゲノコギリクワガタ 別名:サベッジノコギリクワガタ,サヴィッジノコギリクワガタ |
体長 | ♂:25.8〜65.0mm ♀:21.1〜30.2mm |
分布 | アフリカ中部〜東部 |
寿命 |
1年近く 羽化後後食まで約3ヶ月 |
飼育 |
産卵 材に産卵。マットに埋まっている材を中心に産卵するようである。 新成虫の場合、充分成熟を待ってからペアリングさせるほうが成功しやすい。 幼虫 通常のクワガタ用マットで飼育できる。 成虫飼育 あまり大型にならないので1ペア中プラケースで十分。 ♀殺しも多いので、注意が必要。 |
飼育難易度 |
簡単 ★★★☆☆ 困難 産卵しにくい面があるのと、気が荒いため、高い確率で♀殺しが起きる。 |
解説 |
黄色・赤・黒のグラデーションが炎の様で大変美しい。 まっすぐに伸びた大アゴには多数の内歯があり、ノコギリらしい。 アフリカ産らしく、非常に気が荒い。 飼育は国産ノコギリクワガタ(Prosopocoilus inclinatus inclinatus)とはかなり性質が違う。非常に長生きなノコギリだが、羽化後後食まで3ヶ月掛かり♀は後食後も1ヶ月は成熟を待ったほうがいいようである。 幼虫はギラファノコギリクワガタ(Prosopocoilus giraffa keisukei)と同様に後ろ脚を中脚に擦り付けてギィーギィーとかなり小さいが警戒音をたてる。成虫も大変寿命が長く、ギラファノコに近い種なのかもしれない。 |
関連リンク |
サバゲノコギリクワガタ飼育記 サバゲノコギリクワガタ写真集 サバゲノコギリクワガタの蛹化 |
PHOTO | |
♂60.5mm@(カメルーン産F1) 60mmを超えると更に迫力がある。 |
♂60.5mmA(カメルーン産F1) |
♂55mmB(カメルーン産F1) 60mmを超えると更に迫力がある。 |
♂60.5mmA(カメルーン産F1) 60mmを超えると更に迫力がある。 |
♀29,29.5mm(カメルーン産F1) F1♀27mmの子。やはり発色も遺伝した。 |
♀30mm(カメルーン産F1) ♀は♂に比べ、大変小さいが、とても綺麗である。 |
♀29mm(カメルーン産F1) 上翅の赤い紋には個体差があり、この個体は模様が小さい。 |
卵と1齢幼虫 大変小さい。採取時少し目を放したら、アリに複数を潰されてしまった・・・。 |
3齢幼虫@ 頭部がとても大きい。WILDからの幼虫。 ギラファノコと同様後足を中足に擦り付けるがまだ小さいため、音は聞こえなかった。 |
3齢幼虫A とても大型の幼虫。 |
3齢幼虫の頭部 |
蛹化 ►蛹化のシーンへ |
蛹@ |
蛹A 羽化直前の蛹。 |
羽化 まだ色が浅く、上翅の黄色い模様の部分は真っ白。 残念ながら、幼虫時欠けていた後ろ足はフセツの途中までで終わっていた。 |