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トゲヤドリカニムシ
学名:Haplochernes boncicus

トゲヤドリカニムシ(2008.2.19)
Data
和名 トゲヤドリカニムシ
体長 約2mm
分布 本州,他不明
出現期 一年中
エサ ダニトビムシなどの小型の虫
コメント スギやヒノキの樹皮裏に棲息する扁平なカニムシ。
広く分布する普通種だが、情報不足の為、詳細は不明。
「日本動物大図鑑8」に杉と思われる樹皮裏にいる発見したカニムシとそっくりのカニムシが紹介されていたので、生態・姿から本種と同定した。
 
1月26日にヒノキの樹皮裏で本種を初めて発見した。スタイル・生態共にヤエヤマサソリLiocheles australasiae)を連想させる。数匹見つけたが、樹皮に付いてなかなか取れず、やっと1匹だけ採取して地面において撮影した。
2月16日に同じ場所のヒノキの樹皮裏を探したところ、また発見することができた。3匹採取できたので、飼育してみることにした。4月現在、飼育は非常に容易で元気にしているが、大きさに変化は見られない。4月6日に新たにスギの樹皮裏から成体と思われるやや大きめの個体を採集し、一緒に飼育することにした。
4月12日に同じ場所で杉の樹皮を捲って虫を探していると次々と本種が見つかりいずれも成体で、4匹を採集し、現在飼育中の4匹と一緒に飼育することにした。プリンカップでも飼育は可能かもしれないが、餌の発生に余裕を持たせる為、10cm程のタッパーに移動させた。このまま飼育し繁殖を観察したい。
PHOTO

トゲヤドリカニムシ
(2008.1.26)

前から見た本種
(2008.1.26)

ヒノキの樹皮裏に潜む本種@
発見時の写真。
(2008.1.26)

ヒノキの樹皮裏に潜む本種A
(2008.2.16)

樹皮上の本種@
(2008.2.19)

樹皮上の本種A
トップの個体よりもやや小さく、太っている。脱皮間近の幼体のようだ。
(2008.2.18)

樹皮上の本種B
飼育下でもヒノキの樹皮から離れることはなかった。
(2008.2.18)

樹皮上の本種C
新たに採集した個体。やや黒っぽく成体のようだ。
(2008.4.6)

樹皮上の本種D
飼育中の様子。3匹が一箇所に集まっていたで撮影してみた。
白っぽい2匹は2月16日に採集した個体。
左下の個体が、4月6日に採集した個体。
(2008.4.8)

杉の樹皮裏にいた個体
採集時に撮影。
(2008.4.12)
 
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