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ニセノコギリカミキリ | |
学名:Prionus sejunctus | |
外灯に飛来した♀(2012.7.4 鹿児島県) |
Data | |
和名 | ニセノコギリカミキリ |
体長 | 24〜42mm |
分布 | 本州(関東以西),隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,種子島,屋久島,口永良部島 |
出現期 | 7月 |
餌 |
広葉樹の樹皮や樹液 幼虫はマツ科(アカマツ,クロマツ)の根茎を食べる。 |
解説 |
ノコギリカミキリムシ族の一種。 体色は黒色でツヤがあり、大変太い体形をしている。 ♀は♂より大型で触角はやや短い。 灯火によく飛来する。 同属のノコギリカミキリ(Prionus insularis insularis)と酷似するが、本種よりも前胸背板の光沢が強く、♀では触角が12節である点などで区別できる。 |
PHOTO | |
外灯に飛来した♀ (2012.7.4 鹿児島県) |
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ノコギリカミキリとの相違点 | |
ニセノコギリカミキリ♀の前胸背板 点刻が多く、光沢が鈍い。 |
ノコギリカミキリ♀の前胸背板 点刻が少なく、光沢が強い。 |
ニセノコギリカミキリ♀の触角 11節だが、11節は11節と12節が融合していた。 |
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ノコギリカミキリ♀の触角 12節。 |