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ヒゲナガモモブトカミキリ | |
学名:Acanthocinus orientalis | |
ライトトラップに飛来した♂(2015.8.11 山梨県) |
Data | |||||||
和名 | ヒゲナガモモブトカミキリ | ||||||
体長 | 9〜14mm | ||||||
分布 | 北海道,本州,伊豆諸島(三宅島),飛島,佐渡島,隠岐,四国,九州,対馬,種子島,屋久島 | ||||||
出現期 | 6〜8月 | ||||||
餌 | マツ科の針葉樹 | ||||||
解説 |
モモブトカミキリ族の一種。 黒褐色で、上翅中央付近に白色の横帯がある。 触角は長く、♂では体長の2.5倍以上あるが、♀では2倍程。 ♀では黒色の太い産卵管が常に出ている。 北海道には同属のカラフトモモブトカミキリが混生するが、上翅中央付近の白色帯下縁は会合部で後方に突き出るのに対し、本種は会合部で前方に括れる点などで区別できる。 本種は成虫・幼虫共にマツ類の生木を食す為、林業害虫とされる。 また、成虫は樹脂も後食するという。
♀の写真も同じ場所の外灯に飛来したもの。 |
PHOTO | |
♂のアップ (2015.8.11 山梨県) |
外灯に飛来した♀@ (2013.7.7 山梨県) |
外灯に飛来した♀A (2013.7.7 山梨県) |
外灯に飛来した♀B (2013.7.7 山梨県) |
外灯に飛来した♀C ♀は腹部先端から産卵管が常に出る。 (2013.7.7 山梨県) |