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ホソトガリバ | |
学名:Tethea octogesima octogesima | |
ライトトラップに飛来した本種(2018.7.15 新潟県) |
Data | |
和名 | ホソトガリバ |
開張 | ♂:44〜48mm ♀:47〜50mm |
分布 | 北海道,本州,四国,九州 |
出現期 | 5〜8月 |
餌 | 樹液,腐った果実など
幼虫はブナ科(クヌギ,コナラ)の葉を食べる。 |
解説 |
大型のトガリバ。 全体的に褐色で、明瞭な腎状紋と環状紋がある。 翅頂から前縁にかけて三角形の白紋があり、底辺が亜外横線によって黒く縁取られる。 平地から山地にかけて普通に生息する。 オオバトガリバ(Tethea ampliata ampliata)に似るが、本種より前翅は幅広い点、環状紋が小さい点、内横線の形状などで区別できる。また、分布域はオオバトガリバより限定される。 国内に生息する本種は基亜種で海外ではロシア南東部に分布しており、台湾には別亜種が分布している。 下の写真は7月22日の夜、静岡県の標高600m付近の雑木林に設置したライトトラップに飛来していた♀を撮影したもの。雌雄の判別は困難と思われるが、コーリングしたことで♀だということが分かった。 |
PHOTO | |
ライトトラップに飛来した♀@ (2012.7.22 静岡県) |
ライトトラップに飛来した♀A (2012.7.22 静岡県) |
コーリングする♀@ (2012.7.22 静岡県) |
コーリングする♀A (2012.7.22 静岡県) |