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ハネナガブドウスズメ | |
学名:Acosmeryx naga | |
ライトトラップに飛来した本種(2013.7.7 山梨県) |
Data | |
和名 | ハネナガブドウスズメ |
開張 | 85〜115mm |
分布 | 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,トカラ列島,奄美大島,徳之島,沖縄島 |
出現期 | 6〜8月 |
餌 | 花の蜜など
幼虫はマタタビ科(サルナシ,シマサルナシ)の葉を食べる。 |
解説 |
開張100ミリに達する大型のスズメガ。 全体的にやや紫色がかった茶褐色をしている。 胸部背面に先端が尖った山型の茶褐色の紋がある。 同属のブドウスズメ(Acosmeryx castanea)とよく似ているが、本種では前翅の亜外横線(前翅後縁沿いの白色の線)が、後角まで達するのが特徴である。また本種はより大型である。 海外では、台湾,朝鮮半島,中国北部〜南部,ロシア,ネパール〜インドシナ半島北部,マレー半島,アフガニスタンに分布している。 |
PHOTO | |
自宅の外灯に飛来し、カクレミノに止まった本種 深夜1時半頃、飛来した。 (2009.7.12) |
ライトトラップに飛来した本種 (2013.7.7 山梨県) |
ブドウスズメとの相違点 | |
ハネナガブドウスズメ 前翅の亜外横線が後角まで届く。 (2009.7.12) |
ブドウスズメ 前翅の亜外横線が後角まで届かず、外縁中央部止まり。 (2012.7.2 鹿児島県) |