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クロウスムラサキノメイガ | |
学名:Agrotera posticalis | |
ライトトラップに飛来した♂(2012.9.7 静岡県) |
Data | |
和名 | クロウスムラサキノメイガ |
開張 | 14〜17mm |
分布 | 北海道(南部),本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄島 |
出現期 | 6〜9月 |
餌 | 花の蜜 幼虫はブナ科(クヌギ,コナラ,アベマキ)の葉を食べる。 |
解説 |
ノメイガの一種。 前翅は内横線を境に内側は黄白色の地色に橙黄色の斑紋、外側は紫色を帯びた暗褐色。 ウスムラサキノメイガ(Agrotera nemoralis)と酷似するが、後翅がごく淡い黒褐色であるのに対し、本種では前翅と同様の色彩と斑紋をしている点で区別できる。 ♂には前脚脛節に発達した毛束がある。 日本固有種。 本種は紹介当初、暫定的にウスムラサキノメイガとしていたが、後に購入した「日本産蛾類標準図鑑IV」(学研)で同定することができた。 |
PHOTO | |
自宅の外灯に飛来した♂@ (2014.9.16) |
自宅の外灯に飛来した♂A (2014.9.16) |
自宅の外灯に飛来した♂B (2014.9.16) |
自宅の外灯に飛来した♀ (2007.6.3) |