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アメンボ
学名:Aquarius paludum paludum

♀に掴まるアメンボ(2005.5.1)
Data
和名 アメンボ
体長 11〜16mm
分布 北海道,本州,四国,九州,トカラ諸島
出現期 4〜10月
エサ 昆虫
  • 水面に落下した昆虫を捕らえる。
コメント 全国で普通に見られるアメンボ。
足の先端は水を弾き、素早く移動できる。水面に落下した昆虫を捕らえ体液を吸う。
オンブバッタAtractomorpha lata)のように、交尾していなくても、♂が♀に掴まっていることが多い。
アメンボもタイコウチLaccotrephes japonensis)やミズカマキリ(Ranatra chinensis)などと同様、水生カメムシの仲間で陸上のカメムシが臭い匂いを出すのに対し、水生カメムシの仲間は臭い匂いは出さず、どちらかというとよい匂いを出すものも多く、アメンボは名前の由来である、飴のような匂いを出す。
これは繁殖期に出すフェロモンのような役割をしているものだと思われる。
 
日本に生息するAquarius属の仲間は以下の2種(1亜種)が知られている。
学名 和名 分布
Aquarius paludum paludum アメンボ 北海道,本州,四国,九州,トカラ諸島
Aquarius paludum amamiensis アマミアメンボ 奄美大島
Aquarius elongatus オオアメンボ 本州,四国,九州
撮影メモ 2007年3月の石垣島旅行で出会った128種目の生き物。山間部にあった流れのほとんどない池で、白い翅をしたアメンボを発見した。別種かと思ったが、本種以外似た種は見つからなかったので、羽化して間もない個体なのかもしれない。
 
127種目 128種目 129種目
PHOTO

ヒトスジシマカを捕食する本種
アメンボは主に、水面に落ちた昆虫を捕食する。
水面に落ちた昆虫が動く小さな波を感じ取り、見つけることができる。
完全に死んでいるものでも、エサであることを認識し食べることもできる。
(2005.5.1)

ヒトスジシマカの体液を吸う本種
前足でしっかりと蚊を掴み、口針を突き刺して体外消化を行い、溶かした肉質などを摂取する。
(2005.5.1)

雨宿りする本種
普段は水面を泳いでいるが、大雨の時などは水草の茎などに掴まり、雨風をしのぐ。
長い中足を折り畳み、垂直に伸びた細い茎に器用に掴まっているのが観察できる。
(2005.5.7)

自然下での交尾
よく交尾している姿を見かけるが、実際には♀を確保しておくためだけでいつも交尾しているわけではない。
(2005.4.17)

石垣島で見つけた本種
翅が白かった。石垣島は分布域に含まれていないので、別種の可能性がある。
(2007.3.16 石垣島)
 
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