サバゲノコギリクワガタの蛹化

 2003年4月30日に苦労して増やしたサバゲノコがちょうどGWに蛹化しそうな感じでしたので、取り出して蛹化シーン撮影に挑戦することにしました。
クワガタの蛹化シーンを見ることは初めてで、ワクワク・ドキドキしてしまいました。
古い画像ですが、改めてご紹介します。



4月30日AM11:29
♂の前蛹
前蛹とは蛹室を造り、シワシワになった状態の幼虫のことをいう。右足が欠けているので、蛹化時にどうなるか興味深い。

5月1日AM10:02
発見時、既に頭部が出てきていた。
短い大アゴも見える。

5月1日AM10:16
どんどん皮が脱げて大アゴが出てきた。
5月1日AM10:17
大アゴが完全に出た。
大アゴは脱皮しながらどんどん伸びてきている。

5月1日AM10:32
尻部まで完全に脱皮した。

5月1日PM1:11
大アゴが伸びきり光沢が出てきた。
約2時間で、蛹化完了した。
後は色付くだけである。

5月2日AM11:43
蛹化翌日の蛹。オレンジ色に色付いた。
再生した右後足は、フセツ部分が短いが、ツメのようなものが出来ていた。再生するのか?

5月22日
羽化が近い蛹。
2日後に無事に羽化。
フセツの途中まで再生したが、ツメまでは出来ていなかった。


羽化した個体は50mm台の個体であったが、欠けていた右後ろ足はフセツまで出来ていた。
ザリガニでもそうだが、脱皮時に少し再生するようである。
現在、最大で写真の個体である60.5mmまで出ている。




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