リュートネルツヤクワガタ飼育記
Odontolabis leuthneri
産地:ボルネオ

ツヤクワガタにはあまり興味がなかったのだが、
インターメディアツヤクワガタを交換してもらい
あまりのカッコよさにツヤクワにも興味が沸いてきてしまった。
ヒルスのついでと言ってはなんだが、WILDのB品ペアで販売されていたので、一緒に購入してみました。


ボルネオ産リュートネルツヤクワガタ♂53mm



WILDペア到着 ボルネオ産WILD:♂53mm@
原歯型なので、大アゴは太く短い。
長歯型も見てみたい。
(2003.11.15)

2003年11月15日
 弥○カブ○・クワガ○ワール○からボルネオ産/WILD リュートネルツヤクワガタ♂53mm(右後足フセツ欠け)・♀30mmが到着した。
原歯型の個体なので、長歯型とはまったく違い、太く短い大アゴだった。
特に気が荒そうな感じはなかった。
ツヤクワガタの♀は初めてみるが、丸っこい体形をしていて面白い。
ブリードで長歯型を作ってみたい。

ボルネオ産WILD:♂53mmA
(2003.11.15)


  ボルネオ産WILD:♀30mm
丸っこい体形をしている。
(2003.11.15)


産卵用ケースセット
 入荷から既に1ヶ月経っている個体だが、そのまま♀のみで産卵させることにした。
ツヤクワガタは一般的に発酵が進んで黒くなったマットやカブトマットに産卵するらしいので、ヘラクレスの産卵に使用した使い古しのマットを使うことにした。
大プラケースを使い、ケース下部5cmほど固めに詰めて上は軽く抑える程度で8分目まで入れた。
材には産まないと思うが、産卵の促進になればと柔らかくスカスカな材を埋めてみた。
11月16日
 ♀は昨日から皿木の上に乗っているだけでいっこうに潜ろうとしない。
試しに♂も入れてみることにした。

産卵せず
11月20日
 セット以来、♀はマットにまったく潜らず歩き回っている。
どうやらマットが合わないらしい。
ツヤクワはマットが合えばたくさん産むが、マットが気に入らないとまったく産卵しないので、大成功か大失敗かのどちらかになることが多いらしい。
発酵が進みすぎて真っ黒になったマットではダメなのだろうか?
♂を産卵用ケースに入れ、ペアリングさせることにした。

♀死亡 ダルマになった♀
ペアリングのため、♂と2日一緒にしたら、♂によって♀の足がすべて切られて、ダルマ個体になってしまった。
(2003.11.22)

11月22日
 ♂を取り出そうとケースを開けてみると、なんと♀の足がすべて切られてダルマになってしまっていた。
♂によって捕食?されてしまったようだ。まだ♂を入れて2日しか経っておらず、以外に凶暴なことが分かった。
初のツヤクワ累代飼育は残念な結果となってしまった。



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